東京の豊洲市場で、許可を得ずに有償で運送を行ういわゆる「白トラ」営業をしたとして、運送会社社長の男らが逮捕されました。

警視庁によりますと、運送会社社長の神里貢容疑者ら4人は今年3月から4月にかけて、国の許可を得ずに、料金を受け取って果物や野菜などをスーパーに運送した疑いなどがもたれています。

神里容疑者らは、国からの許可を得ていないため、「白ナンバー」のトラックで豊洲市場からニンジンやブドウなどを千葉県のスーパーに運んでいたとみられています。

調べに対し4人は容疑を認め、神里容疑者は「無許可で運送をさせて利益をあげていました」と供述しているということです。

警視庁は神里容疑者が「白トラ」営業を繰り返し、仲介料としておよそ2300万円を得ていたとみて調べています。