【解説】専門家「エアロゾル対策」に重点を “換気”と“不織布マスク”で感染リスク抑える
東京都内で29日、新たに3万6814人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。先週の金曜日(22日)よりも増加していて、いまだピークが見えません。
こうした中、感染症などの専門家らが「エアロゾルによる感染の対策に集中すべき」との提言を出しました。感染経路のひとつとして、「エアロゾル」つまり、“空気中を漂う飛まつよりも小さな粒子”に含まれるウイルスによる、空気感染への対策に重点を置くべきだとしています。
メンバーの1人、長崎大学の森内教授によると、3密を避けることが重要だとした上で、今は、アルコール消毒などの接触感染への対策よりも、家や飲食店で「効果的な換気をすること」「しっかりと不織布マスクをつけること」だけでも、かなり感染リスクを抑えられるとしています。
「エアロゾル対策」や、29日に政府が正式決定した新たな対策「BA.5対策強化宣言」についてなど、感染症が専門のグローバルヘルスケアクリニック院長・水野泰孝先生に話を聞きました。
※詳しくは動画をご覧ください。(7月29日放送『news every.』より)