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秋田県で“記録的大雨”河川氾濫や浸水被害相次ぐ 秋田市などには「緊急安全確保」

2023年7月15日 17:14
秋田県で“記録的大雨”河川氾濫や浸水被害相次ぐ 秋田市などには「緊急安全確保」

秋田県は記録的な大雨となっていて、河川の氾濫や住宅の浸水被害が相次いでいます。中継です。

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秋田市の住宅地ですが、ここから400メートルほど離れた太平川が15日昼前に氾濫しました。道路や住宅に水が流れ込み、今も浸水が続いています。秋田市は命の危険が迫っているため、ただちに身の安全を確保する必要があるとして、周辺の住民に対して「緊急安全確保」の情報を出しています。

秋田県内では半日で200ミリを超える雨が降り、7月1か月の平年値を超えたところもあります。五城目町では、去年8月にも氾濫した内川川が再びあふれました。県内では、これまで7つの河川の氾濫が確認されています。

八峰町では、国道101号沿いで土砂崩れが発生しました。秋田市でも土砂崩れが発生し、建物4棟が巻き込まれました。4人が搬送されましたが、全員意識があるということです。

雨は16日にかけても続き、降水量はさらに増える見込みで、引き続き、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。