千葉県立高校 感染防止“部活動は90分”
新型コロナウイルスの緊急事態宣言を受け、千葉県の県立高校では、感染防止のため平日の放課後の部活動を90分までとするなどの対策が始まりました。
千葉県教育委員会は、緊急事態宣言の期間中、県内の県立高校などに時差通学の実施や、グループ学習の中止のほか、部活動は平日の放課後90分以内とすることなどを求めています。これを受けて千葉市内の県立高校ではサッカー部や野球部の生徒が、マスク姿で練習し、これまでより早く終了していました。
サッカー部・石田蒼太キャプテン「いつもより短いのでちょっと物足りない感はありますが、東京で(部活動が)できないところもあるので(練習が)できることはありがたいです」
県立検見川高校・佐藤道広校長「(平日90分以内の部活動は)ぎりぎりの線で生徒たちの体力が、落ちないように考慮した最大限の配慮だと受け止めています」
千葉県では8日、455人の感染が確認され4日連続で過去最多を更新するなど感染者が増加していますが、高校では引き続き感染防止対策を徹底して部活動や学校行事を行っていきたいとしています。