宮城・福島で震度6強 原発に異常なし
13日午後11時すぎ、宮城県と福島県で、震度6強を観測する非常に強い地震がありました。この地震で原発に異常はありませんでした。一方、東北新幹線の一部区間で運転を見合わせるなど、交通に影響が出ています。
■原発
政府は、この地震により、福島第一・第二原発、女川原発について異常はないと発表しました。
その他の原発についても異常は確認されていないということです。
また、東京電力管内では一時80万戸以上の停電がありましたが、ほぼ復旧したということです。
また、福島と宮城の停電は300戸ほどとなっています。
■交通の情報
東北新幹線は14日午前4時現在で、那須塩原から盛岡駅の間の上下線で、運転を見合わせていて、再開のめどは立っていないということです。
東京から那須塩原駅間と、盛岡から新函館北斗駅間は本数を減らし運転するということです。
また、山形新幹線の東京─新庄間と、福島、宮城、山形の多くの在来線が運転を見合わせています。
■高速道路
日本道路交通情報センターによりますと、14日午前3時45分時点で、福島県相馬市内で大きな土砂崩れがあった常磐道で、いわき中央ICから亘理ICの間で上下線で通行止めになっているほか、東北道の白河ICから白石ICの間、磐越道、東北中央道の一部区間で通行止めになっています。