手作りのパン配った経験から…大型免許取得
東日本大震災からまもなく10年。あのとき食べた「ごはん」で思い出す、震災の記憶を「#はじまりのごはん」としてお伝えします。今回は「パン」です。
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埼玉県に住む小山恵美子さん。彼女の“はじまりのごはん”それは手作りのパンでした。
パン教室に通っていた小山さんは、仕事先にパンを焼いて持って行きました。
小山さん
「物資が本当になかったので、すぐ食べられるものを皆に食べてもらえればと思って」
その時、あることを感じたといいます。
小山さん
「トラックが走っていないと物資を運べないないんだなって思って」
あれから10年、小山(こやま)さんはいま、大型免許をとりトラック運転手になりました。
小山さん
「日本のライフラインを支えていけたらいいなと」
【#はじまりのごはん】
「あの日、何食べた?」――。その問いかけで思い出す、3.11から10年の記憶。コンビニでやっと買えたおにぎり、水でふやかしたカップ麺。あなたの震災「#はじまりのごはん」を共有しませんか。ハッシュタグをつけた投稿を『news zero』で紹介させてください。