「ショートケーキ」で思い出す震災の記憶
東日本大震災からまもなく10年。あのとき食べた「ごはん」で思い出す、震災の記憶を「#はじまりのごはん」としてお伝えします。今回は「ショートケーキ」です。
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青森で被災した高杉多希さん。震災の6日後が二男の逞(たくま)くんの2歳の誕生日でした。
高杉さん
「今の(コロナ禍)に似ている自粛ムード。お祝いって難しいかなって」
そんな高杉さんの“はじまりのごはん”。それは、洋菓子店でみつけたショートケーキでした。
高杉さん
「この大変な状況でも、農家さんがイチゴを育ててケーキ屋さんがケーキを作って…。そのすごさを感じました。すごく…うれしかったです」
11歳になった逞くんの趣味は、料理。毎日のようにお手伝いをしています。
【#はじまりのごはん】
「あの日、何食べた?」――。その問いかけで思い出す、3.11から10年の記憶。コンビニでやっと買えたおにぎり、水でふやかしたカップ麺。あなたの震災「#はじまりのごはん」を共有しませんか。ハッシュタグをつけた投稿を『news zero』で紹介させてください。