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沖縄・石垣市 尖閣に“行政標識”設置方針

2021年3月15日 21:57

沖縄県石垣市は、尖閣諸島の魚釣島など五つの島に、市域としての字名を記した行政標識を設置するため、国との調整を進める方針を決めました。

去年10月に、尖閣諸島の字名を、それまでの「石垣市登野城」から、「石垣市登野城尖閣」に変更した石垣市は、来年度、尖閣諸島の魚釣島と大正島、南小島、北小島、久場島の五つの島に、行政標識を立てるため、国に上陸の申請を行うことを決めました。

市はふるさと納税で寄せられたおよそ6000万円の寄付の一部を活用して、標識を製作するほか、市の中心部に、尖閣の歴史などをパネルで紹介する展示施設も開設する計画です。

石垣市による標識設置のための島への上陸を国が認めるかが、次の焦点となりそうです。