×

去年最多 埼玉県警が児童虐待対策室を設置

2021年3月19日 21:47
去年最多 埼玉県警が児童虐待対策室を設置

コロナ禍の外出自粛や、休校で児童虐待が増加し、認知件数が去年過去最多となったことを受け、埼玉県警は19日、新たに児童虐待対策室を設置しました。

埼玉県警・近藤勝彦生活安全部長「令和2年中における児童虐待事案の対応状況は、認知対応件数・児童通告人員・検挙数いずれも過去最多となった。1つ1つの事案へのより適切な対応をはかる」

19日、埼玉県警本部で行われたのは、室長以下13人で構成される児童虐待対策室の発足式です。以前より担当人員が5人増え、常時2人が24時間体制で勤務することで、監視を強化し、重大な被害を未然に防止していくということです。

埼玉県は去年、コロナ禍の外出自粛や、休校の影響もあって、児童虐待の認知件数が増加して過去最多となり、全国でも2番目の多さとなっていました。児童虐待対策室の設置は、大阪府についで2例目です。