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海外在住外国籍ボランティア受け入れ見送り

2021年3月22日 22:01
海外在住外国籍ボランティア受け入れ見送り

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の理事会で、海外在住の外国籍のボランティアの受け入れを見送ることが報告されました。

理事会には、シドニーオリンピック・マラソン金メダリストの高橋尚子さんら、新しく理事に就任した12人の女性が初めて出席しました。理事会では、海外在住の外国籍のボランティア約2300人の受け入れを断念することが報告されました。ただし、競技にかかわる専門性がある役割の人は、特別措置で参加を認めるということです。

また、組織委員会は重要施策として「ジェンダー平等」を掲げていますが、今回、競技会場の入場者に「選手らへの性的ハラスメント目的との疑念を生じさせる撮影」は、「禁止行為」として具体的に明示することも発表されました。

ジェンダー平等を進めるチームのトップを務める小谷実可子氏は「アスリートの立場として水着での演技は不安だった。禁止行為として明記されるのは大きな一歩」と話しました。