香川県で聖火リレー“こんぴらさん”に入る
東京オリンピックの聖火リレーは、香川県で17日から始まり、トーチが「こんぴらさん」の愛称で知られる金刀比羅宮がある琴平町などに入りました。
午前7時55分、宇多津町からスタートした香川県の聖火リレー。17日と18日の2日間、県内17の全ての市と町を180人のランナーが聖火をつなぎ駆け抜けます。第1走者は地元在住でランナー最高齢、90歳の柏原航一さんが務めました。
初日の17日は主に県の西部、4市5町を巡ります。2区間目の丸亀市、丸亀城の周辺を走るのは、将来のオリンピック選手を目指す若手アスリートたち。あいにくの空模様となりましたが、ランナーたちは、はつらつとした走りをみせていました。
場所は変わって5区間目は、琴平町の金刀比羅宮です。飲食店や土産物屋が軒を連ね、多くの観光客が訪れる参道が、聖火をつなぐコースに様変わりしました。
1964年の前回の東京オリンピック以来、57年ぶりに県内で行われる聖火リレーは初日観音寺市でゴールを迎えました。2日目の18日は坂出市を出発し、小豆島や東かがわ市など県の東部で行われ高松市の玉藻公園で、2日間を締めくくります。
今回の聖火リレーはコロナ禍で行われることもあり、県などは沿道の密を防ぐため、インターネットのライブ配信での応援をすすめています。