因果関係“評価できない”接種102歳死亡
新型コロナウイルスのワクチンを接種した102歳の女性が、亡くなっていたことが分かりました。厚生労働省の専門家部会は、ワクチンとの因果関係は評価できないとしています。
先週から始まった高齢者のワクチン接種で、今月12日に接種した102歳の女性が、4日後に亡くなっていたことが23日、厚労省の専門家部会で報告されました。
ワクチンとの因果関係は評価できないとしていますが、女性は、ワクチン接種前に誤嚥性肺炎と診断されていて、厚労省は、体調が悪いときは接種を延期するよう呼びかけています。
一方、接種を受けた1万9000人あまりの医療従事者への健康調査で、4人の感染が確認されたということです。厚労省は、ワクチンを接種しても感染対策は続けるよう呼びかけています。