我慢のGW 東京“空の玄関”羽田の様子は
あす5月1日からゴールデンウイークの連休が始まる人も多い中、東京の玄関・羽田空港はどんな様子でしょうか。
羽田空港第一ターミナルでは、まだ夜の便は少し残っていますが、午後7時前、人の姿はまばらです。コロナが流行する前のゴールデンウイークと比べるとかなり少ないように感じます。そして、多くのチェックイン機で、すでにこの時間で電源が切られた状態となっています。
また電光掲示板には多くの便で、赤い文字で「欠航」と書かれています。実際、ゴールデンウイークの国内線の予約数は全日空・日本航空ともに、コロナ前の4割程度にとどまっているということです。ただ、全日空によりますと、予約数は去年と比べると7~8倍となっているということです。
先ほど利用者に話を聞いたところ、きちんと対策をした上で帰省をするなどの声が聞かれました。
里帰り出産で徳島県に帰省「PCR検査して陰性だったということで(帰省する)。(実家の)母も仕事は休む。接客業をやっているので母も、お客さんにうつしたらいけないので」
沖縄県へ行く家族「これから沖縄(へ行く)。カイトサーフィンという(マリン)スポーツをやっているんですけど、それの合宿です。民泊で一軒家を借りて、そこから海が徒歩何秒かで行けるので、その往復しかしないです」
一方で、携帯電話の位置情報の解析によりますと、東京などで緊急事態宣言中だった去年のこの時期と比べると、29日の羽田空港の人出はおよそ2.2倍となっています。
羽田空港のターミナルビルによりますと、ゴールデンウイークの出発便のピークはあす5月1日(土)になるということです。