油壺マリンパークが閉館へ 寂しいとの声も
最盛期には年間88万人が訪れ、ご結婚前の秋篠宮ご夫妻がデートで訪問されたスポットとしても有名になった水族館、「京急油壺マリンパーク」が、ことし9月30日で閉館すると発表になりました。閉館の知らせに、訪れた人からは寂しいとの声がありました。
飼育員を見て立ち上がり、エサをおねだりするようなしぐさを見せるのはコツメカワウソです。エサを食べる姿もなんとも愛くるしい様子。
こうした様子が間近で見られたり、「魚の学校の授業風景」をテーマに魚のパフォーマンスが楽しめると評判なのが、神奈川県三浦市にある水族館、「京急油壺マリンパーク」。
その「京急油壺マリンパーク」について、京急電鉄は、ことし9月30日で閉館すると発表しました。建物や設備の老朽化が激しく、維持管理が困難だとしています。
大回遊水槽をはじめ、魚の生態を様々な角度から展示する施設として、1968年に開業した京急油壺マリンパーク。
最盛期には年間88万人が訪れるなど人気の水族館で、ご結婚前の秋篠宮ご夫妻がデートで訪問されたスポットとしても有名になりました。ただその後は、年々来館者が減少。2019年度の来館者は26万人となっていました。閉館の知らせに、訪れた人は。
来館者「見納めになっちゃうかもと思って来ました。寂しいですね。やっぱり」「幼い子たちが楽しめる場所が、またひとつ減っちゃうのは寂しいですね」
京急電鉄は、跡地を含めた周辺エリアの開発を進めることにしていて、水族館にいる魚や動物については他の施設に譲り渡す予定だということです。