新たに緊急事態宣言の対象となった北海道、岡山、広島の３道県の１６日夜の人出は、前週に比べて多くの地点で減少したことがわかりました。

東京都内では、緊急事態宣言の延長期間６日目を迎え、通勤者らから人出が減っていないとの声が聞かれました。

通勤客「朝は昔とそんなに変わってないのかな」「土日にいたっても、そんなに私の住んでる周りでは特段、人の出入りは変わったようには見えないです」

携帯電話の位置情報の解析によりますと、１６日午後９時台の人出を１週間前と比べると、渋谷センター街で９．４パーセント増加、兵庫・三ノ宮駅周辺で３６．２パーセント増えるなど、宣言を延長した地域では多くの地点で増加しています。

一方、新たに宣言の対象となった北海道、岡山、広島の３道県の地域では北海道・すすきの駅周辺で７．９パーセントの減少、広島・八丁堀駅周辺で４０．３パーセント減少するなど、多くの地点で減少しました。