オリパラ 救護所での「リモート救護」検討
東京オリンピック・パラリンピックで都内に設置される救護所に医師が遠隔で診断する「リモート救護」の導入が検討されていることがわかりました。
東京都は、最寄り駅から会場までの沿道に観客らの熱中症や事故などに対応する救護所を複数設置します。
大会関係者によりますと、救護所では離れた場所にいる医師が映像などを通じて急病人の様子を確認し、看護師らに応急処置や搬送を指示する「リモート救護」の導入が検討されているということです。
医師1人が複数の救護所を担当することで必要となる医師の数を大幅に減らし、医療態勢への負担を軽減させるねらいです。
また、競技場内の救護を担当する組織委員会もリモート救護の導入を検討しているということです。