田村厚労相「自主的な研究」発言“釈明”
東京オリンピック・パラリンピックの開催を巡り、政府分科会の尾身会長が提言にむけて動いていることに対し、田村厚労相は先週、「自主的な研究」と発言し批判が相次いでいます。8日、田村厚労相は「誤解を招いたのであれば、言葉の使い方をあらためなくてはいけない」と釈明しました。
8日朝の閣議後の会見で田村厚労相は、尾身会長の動きを「自主的な研究成果の発表」と発言したことについて、「個人の研究とか、勝手な研究みたいに受け止められたんだと思いますが、自主的な研究というのは非常に重要。そういう意味で申し上げた」「誤解を招いたのであれば、言葉の使い方をあらためなくてはいけない」と釈明しました。
その上で、「分科会以外の発表でも、参考になるものはしっかりと参考にさせてもらって、取り入れさせていただく」とあらため述べました。