「正直しんどかった」ガーシー被告が語った暴露配信の理由…“勝手な正義感”とは
YouTube上に配信した動画で、俳優の綾野剛さんらを常習的に脅迫した罪などに問われている、ガーシーこと東谷義和被告(52)。21日の被告人質問で「正直しんどかった」、「配信は二度とやりたくない」などと語りました。
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前参議院議員で、暴露系ユーチューバーだった、“ガーシー”こと東谷義和被告(52)。
ガーシー被告(52)(YouTubeの動画)
「全部話は入ってきています」
「とことんいきます」
「これ撤退してください」
YouTubeに配信した動画で、俳優の綾野剛さんなどを常習的に脅迫した罪などに問われています。
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傍聴しようと多くの人が集まった21日の裁判で、ガーシー被告の口から語られたのは、暴露配信を始めた理由でした。
黒髪・黒スーツ・黒ネクタイ姿で現れた、ガーシー被告は――
ガーシー被告(52)
「脅迫とされた行為について反省しています。被害者には、申し訳なかったなという気持ちでいっぱいです」
「暴露系をやれば、収益でお金を稼げると(提案された)」
ドバイで生活をしていた際、金を借りていた友人2人から、ユーチューバーになることを提案されたといいます。
弁護側
「それに対して、なんと答えましたか」
ガーシー被告(52)
「やらないですと即答しました。自分の中で、やりたくない気持ちがありました」
弁護側
「それでも、ユーチューバーになったのは、なぜですか」
ガーシー被告(52)
「金を借りていて、返済を迫られていて、断りにくかった」
さらに――
ガーシー被告(52)
「暴露系やるなら、どなるスタイルでやれと言われた」
提案されたキャラを、演じていたのだと主張しました。
ガーシー被告(52)
「正直、しんどかった」
「正直、二度とやりたくないです」
一方、検察側の質問では――
検察側
「配信の目的は?」
ガーシー被告(52)
「芸能界に長くいて、闇を見てきたので、伝えることに勝手な正義感があった」
自身の“勝手な正義感”が、動画配信を続けた理由だと語りました。
次回の裁判は、来年2月に開かれ結審する見通しです。
(12月21日放送『news zero』より)