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「型式指定」不正 ホンダ本社に立ち入り検査 国交省

2024年6月10日 12:10
「型式指定」不正 ホンダ本社に立ち入り検査 国交省

自動車などの量産に必要な「型式指定」の申請をめぐり、大手の自動車メーカー5社で不正が判明した問題で、国土交通省は10日午前、東京・港区にあるホンダ本社に立ち入り検査に入りました。

ホンダでは、過去に生産した「フィット」や「N-BOX」など22車種で騒音試験において規定を超えた重さの車を用いて試験を行っていたものの、規定内の重さで行った試験データとして書類に記載するなどした不正が明らかとなっています。

国交省は立ち入り検査で、関係者への聞き取りや試験データなどを確認して事実関係について調べ、結果を踏まえ、行政処分について検討するということです。

不正が明らかになって以降、立ち入り検査はトヨタ自動車、ヤマハ発動機、スズキにつづき、これで、4社目で、国交省は残るマツダにも近く、立ち入り検査を行う予定です。