秋元司被告“最終弁論”弁護側は無罪主張
カジノを含むIR・統合型リゾート施設への参入を巡る汚職事件で、収賄などの罪に問われている衆議院議員の秋元司被告の裁判で最終弁論が行われ、弁護側はあらためて無罪を主張しました。
衆議院議員の秋元司被告は中国企業側から賄賂を受け取った収賄などの罪に問われています。弁護側は20日、最終弁論で「検察が秋元被告を犯罪者に仕立て上げた事件である」「客観証拠との矛盾が露呈している」などとしてあらためて無罪を主張しました。
そして、秋元被告は最終意見陳述で「日頃から行ってきた政治活動からして起きるはずのないことです。裁判所には客観的な判断をしていただきたいです」と述べました。
裁判は20日で結審し、判決は9月7日に言い渡される予定です。