【大雨特別警報】 佐賀県武雄市から中継
気象庁は、活発な前線によって「これまでに経験がないような大雨になっている」として、長崎県、佐賀県、福岡県に「警戒レベル5」にあたる大雨特別警報を発表しました。大雨特別警報が出されている佐賀県武雄市から、現在の様子を樋口記者が中継で伝えます。
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こちら佐賀県武雄市です。すぐに退避できるホテル横の安全な場所からお伝えしています。
14日午前4時から取材をしていますが、体を打ち付けるような激しい雨が降り続いています。ときには風も強く吹いてきます。
消防によりますと、降り続く雨で、武雄市内では住居の浸水や国道の冠水の被害が相次いでいるということです。被害の実態はまだ明らかになっていません。
九州北部では11日から激しい雨が降り続いていて、佐賀県では佐賀市や武雄市などに大雨特別警報が出されました。
降り始めからの総雨量は、午前4時時点で、佐賀市で617.0ミリとなっていて、すでに8月の1か月分の雨の2倍以上の雨が降っています。
佐賀県では大雨をもたらす線状降水帯も発生していて、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。