七夕の夜空 天の川は見られるの?東京は晴れれば5年ぶり
梅雨の時期の七夕は、晴れることが少ないのですが、今年は梅雨明けが早かったこともあり、星空が見られるエリアがありそうです。
七夕は、本来、旧暦の行事でした。ちなみに、2022年の旧暦七月七日は、8月4日となります。明治6年に現在の暦(新暦)が使われるようになってから、梅雨の時期にあたるようになり、星空が見られる確率が低くなってしまいました。
東京における新暦8月4日の晴天率は43.3%ですが、7月7日の晴天率はわずかに23.3%です(1991年~2020年、東京管区気象台)。
東京の午後9時の天気について調べてみると、2021年はくもり、2020年は雨、2019年は雨、2018年は薄曇りでした。なかなか星空のチャンスに恵まれません。
2022年は、梅雨明けが早かったこともあり、地域によっては七夕の星空が期待できそうです。
街の明かりが少ないところでは、天の川がみられる可能性があります。
7月7日夜(午後6時~9時)に晴れそうなのは、北日本の日本海側、北陸、近畿、沖縄などです。
関東は南部の沿岸部で晴れるチャンスがあり、東京でも時間帯によっては、雲の切れ間から星空がのぞく可能性があります。
東京で七夕の夜(午後9時)に晴れれば、2017年以来5年ぶりのことになります。
なお、東海や甲信、関東北部山沿いでは、にわか雨や雷雨の可能性があります。天気の急変にはご注意ください。