東京782人感染 第5波で最多25人死亡
東京都内で、新たに782人が新型コロナウイルスに感染していました。一方、第5波では最多となる25人の死亡が確認されました。
東京都内の新たな感染者は782人で、先週金曜日(10日)より460人減り、26日連続で前の週の同じ曜日を下回っています。
直近7日間の感染者数の平均は945.7人で、1000人を下回るのは、7月16日以来、2か月ぶりです。
都の担当者は、「リバウンドを防ぐ重要な局面。ステイホームの継続をお願いしたい」と呼びかけています。
一方、30代1人と40代1人を含む25人の死亡が確認されました。死者が25人に達するのは3月12日以来で、第5波では最多です。
このうち2人は自宅療養中で、30代の女性は軽症でしたが、感染判明から6日後に連絡が取れなくなり、その日に、亡くなっているところを発見されました。女性は肥満体形で、9月上旬にワクチン接種を1回受けていました。
また50代の男性は軽症でしたが、脳に疾患があったため、入院調整をかけているところでした。
先月以降、自宅療養中に死亡した人は47人で、うち4人が入院調整中でした。
また、70代から90代の5人は、ワクチン接種を2回終えていて、2回の接種後、死亡が確認されたのは、あわせて44人となりました。