東京4200人感染 自宅療養中の男性死亡
新型コロナウイルスの深刻な感染拡大が続く東京都内で、新たに4200人の感染が確認されました。また、新たに30代の男性が自宅療養中に死亡したほか、重症者も21人増えて197人となり、過去最多を更新しました。
東京都内の新たな感染者は、10歳未満から100歳以上までの4200人で、先週水曜日より34人増えて、水曜日としては過去最多となり、深刻な感染拡大が続いています。
重症者もさらに21人増えて197人となり、前日に続いて過去最多を更新しました。重症者を年代別で見ると、40代と50代が6割を占めています。
また、新たに30代と70代の2人の死亡も確認されました。このうち30代の男性は、37度台前半の微熱がありましたが、軽症と診断され、自宅で療養していましたが、その後、容体が急変し、死亡しているのが確認されました。基礎疾患やワクチン接種歴はなく、死亡する前日に不眠を訴えていたということです。都内で自宅療養中に死亡が確認されたのは、今月に入り3人目です。
都内の自宅療養者は1万9396人いて、1か月前と比べ約11倍に急増していて、都は、医師による往診など、フォロー体制の強化を進めています。