東京“第5波”初、自宅療養者の死亡を確認
新型コロナウイルスの深刻な感染拡大が続く東京都内で、過去2番目に多い4566人の感染が確認されました。
東京都内の新たな感染者は4566人で、過去2番目に多く、4日連続で4000人を上回っています。30代の女性が3人で自宅で飲み会をし、感染したケースもあったということです。
重症者は9人増えて150人で、150人以上となるのは1月28日以来です。
一方、新たに4人の死亡が確認されました。このうち、50代の女性は自宅で倒れているところを夫が見つけ、病院に搬送され、その際に陽性が判明、病院で死亡が確認されました。
別の50代の女性は自宅で療養していましたが、感染確認から3日後に容体が急変し、自ら救急搬送を要請し、病院に搬送されましたが、その日に亡くなったということです。第5波に入り、自宅療養していた人の死亡が確認されたのは初めてです。
また、入院患者は3485人で、1月12日の3427人を超え、過去最多です。
都の担当者は、感染者を減らすことが入院患者や重症者を減らすことにつながるとし、「連休やお盆での不要不急の外出は控えていただきたい」と呼びかけています。