東京 死者10人のうち2人は自宅療養中
新型コロナウイルスの深刻な感染状況が続く東京都内で、新たに3099人の感染が確認されました。11日連続で、前の週の同じ曜日を下回りました。
都内の感染者は3099人で、先週木曜日(26日)より1605人減り、11日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。都の専門家は、「お盆休みの影響で一時的に減少した可能性がある。人流は増加しており、感染者も再び増加に転じることが危惧される」と指摘しています。
年代別では、10代以下が2割近くいて増加傾向にあることから、都は、新学期が始まり、学校や家庭で感染が広がらないよう、感染対策の徹底を呼びかけています。
また、50代の男性2人を含む10人の死亡も確認されました。このうち2人は自宅療養中に死亡していて、60代の女性は糖尿病などの持病があったため、入院調整する予定でしたが、その前日に容体が悪化して死亡しました。都が確認した自宅療養中の死者は、8月以降、26人となりました。
一方、感染症法に基づく病床の拡大要請により、都の確保病床は6117床に、うち重症用は465床となりました。都内の入院患者は4299人で、確保病床の使用率は70.3%に、重症病床は62.6%となりました。