斉藤国交相 鉄道の安全対策を視察
鉄道の車内で事件が相次いでいることを受け、斉藤国土交通相がホームや車両などの安全対策を視察しました。
13日午前、東京メトロの訓練施設を訪れた斉藤国土交通相は、実際と同じ設備を備えた模擬駅でホームの非常停止ボタンやホームドアの開閉ボタンなどの安全対策を視察し、車内の非常通報装置を押して乗務員と会話できるかを確認しました。
また、先月の京王線の事件を念頭に、電車のドアとホームドアがずれた状態で非常時の降り方などを確認しました。
視察を終えた斉藤国土交通相は「乗車したら非常通報装置の場所を確認し、非常時にはちゅうちょなくボタンを押して欲しい」と協力を呼びかけました。