米軍機投棄のタンク 深浦町の雑木林で発見
アメリカ軍三沢基地のF16戦闘機が燃料タンク2個を投棄した問題で、見つかっていなかったもう一つのタンクが青森県深浦町の雑木林で見つかりました。
アメリカ軍は、2日午前9時半から深浦町で三沢基地に所属するF16戦闘機が投棄した燃料タンク2個のうち、見つかっていなかったもう一つの捜索を始めました。捜索の結果、午後2時ごろ、深浦町深浦の雑木林で燃料タンクの破片が見つかりました。
アメリカ軍三沢基地のF16戦闘機1機は11月30日夜、トラブルに陥り、青森空港に緊急着陸しました。この機体は着陸前に燃料タンク2個を投棄し、1つは深浦町の国道で見つかりました。
もう一つのタンクについてアメリカ軍は、十数人が2班にわかれて捜索を行っていたもので、回収した破片を運んでトラックに積み込んでいました。
アメリカ軍の関係者「タンクを見つけられて本当に良かった。(発見は)チーム全員によるもので、懸命な捜索の結果、見つけることができた」
緊急着陸したF16は青森空港に駐機したままで、いまのところ三沢基地に戻る情報は入っていません。