道路陥没 下水の一部迂回させるバイパス工事完了
埼玉県八潮市の陥没事故でトラックの運転席部分とみられるものがある下水道管の水を減らすため下水の一部を迂回させるバイパス工事が完了しました。
先月28日八潮市の道路が陥没してトラックが転落した事故では男性運転手の安否がいまもわかっていません。下流にある下水道管の中では運転席とみられるものが見つかっていますが男性運転手の安否は確認できていません。
埼玉県は救助を阻む下水道管の水などを減らすため陥没現場の上流から下水の一部を下流に迂回させるバイパス工事を6日までに完了しました。
また、県は陥没現場で落下の恐れのあるコンクリート製の大型の管の撤去について周辺住民の避難などが出来次第、数日以内に始める方針です。
県などは、地表から下水道管に向け新しい穴を掘り、救助活動を行うといった土木的な手段も含めて今後の対応を早急に検討するとしています。