【速報】検定合格の英語教科書に違法賭博疑惑・水原一平氏…“彼は単なる通訳ではない”“大谷選手支える存在”の記述も
来年の春から中学生が使用する教科書の検定結果が22日に公表されました。合格した「英語」の教科書の中に、違法賭博に関与した疑いが出ており、ドジャースを解雇された水原一平氏が掲載されていることがわかりました。
文部科学省は来年の春から中学生が使う教科書の検定結果を公表し、100点の教科書が合格したと明らかにしました。児童生徒が学校で使用する教科書には、時事に絡めて、その時々に話題となっている人物や作品などが取り上げられますが、今回合格した教科書の中に、解雇されたドジャース・大谷翔平選手の通訳で、違法賭博に関与した疑いが持たれている水原一平氏が掲載されていることがわかりました。
水原氏が掲載されたのは、教育出版の中学3年生の「英語」の教科書。先生が生徒に夢を尋ねる会話の中で、「アスリートを支える人になりたい」と話す生徒に対し、別の生徒が水原氏を例に挙げ、「彼は単なる通訳ではない」「プライベートも支える存在」などと紹介しています。
■本文
「He's not just aninterpreter.」「He helps Otani fit in withthe team and supports hisprivate life.」
「彼(水原氏)はただの通訳ではない」「彼(水原氏)は大谷がチームに溶け込めるように助けたり、彼のプライベートも支えているんだ」
さらに、水原氏と大谷選手が一緒に写る写真も掲載されています。
教育出版は「(水原氏に関して)報道されていることが事実だとすれば、弊社では内容の差し替えも含め、検討せざるを得ないと考えています」とコメントしています。
違法賭博疑惑や解雇を受けて、水原氏を取り上げた部分について、今後中身の修正を行う場合は、改めて文部科学省に申請する必要があるということです。