阪神・淡路大震災から28年 発生時刻に“鎮魂の祈り” 灯籠に「むすぶ」の文字
6434人が犠牲となった阪神・淡路大震災から28年。地震が発生した午前5時46分に、多くの人が祈りを捧げました。
追悼のつどいが行われている神戸市の東遊園地です。灯籠にろうそくのあかりが灯され、「むすぶ」という文字が描かれています。
28年前の1月17日、6434人の命と多くの人の日常が奪われました。神戸から全国へ人と人の思いを結ぶ、震災を経験した世代と知らない世代とを結び、教訓を未来へと伝えていく、静かな祈りと決意が込められています。
新型コロナウイルスの影響で、去年と2021年、規模が縮小されていたつどいは、ことしはコロナ前とほぼ同じ規模で開催されています。
午後には、東京の日比谷公園でも3年ぶりに追悼のつどいが開かれます。
震災の経験と記憶を受け継ぎ、いつか必ず訪れる災害に備えることが大切なのだとあらためて感じます。