政治資金収支報告書の過少記載をめぐり略式起訴された薗浦健太郎前衆議院議員について、東京簡裁が罰金100万円、公民権停止3年の略式命令を出したことがわかりました。

薗浦前議員と元秘書2人は、薗浦前議員の関連する政治団体の収支報告書に、政治資金パーティーなどが関連した収入や支出の一部を記載しなかったとして、先週、政治資金規正法違反の罪で略式起訴されました。

その後の関係者への取材で、東京簡裁が28日までに薗浦前議員に対し、罰金100万円、公民権停止3年の略式命令を出したことがわかりました。今後、罰金を納付すれば、一連の刑事手続きは終了します。

有罪が確定すると、薗浦前議員の公民権は3年間停止となり、その間、すべての選挙に立候補できなくなります。