地域の支え受け…女子硬式野球部の“青春”
全国にわずか4校しかない、公立高校の“女子”硬式野球部。創部6年、いまだ公式戦では勝ったことがなく、3年生にとっては夏の大会が最後の公式戦。仲間や家族、地域の人々の支えを受け、大好きな野球に取り組む彼女たちの“笑顔”と“涙”の日々に密着した。
広島県立佐伯高校の女子硬式野球部は14人の部員のうち、6人が県外出身。『野球がしたい!』という思いの女子が、東京や大阪などからも集まっている。佐伯高校は10年ほど前から定員割れが続いており、「学校に特色を持たせて、生徒を獲得したい」という考えから女子硬式野球部を2015年に創部。部員わずか2人からのスタートだった。
そんな野球部を地域が一丸となってサポート。寮はないため、部員は地元住民の家に下宿。下宿代は廿日市市が毎月3万円補助してくれる。また、ボールは定期的に卒業生から寄贈されグラウンドの黒土は地元の企業が無償で提供するなど、様々な支えを受ける。
7月に開かれる全国大会は3年生、最後の大会。初戦の相手は、優勝候補の強豪校。それでも「悔いのないよう、とにかくみんなで楽しんで佐伯高校らしい試合にしたい」と家族が見守る中、試合に臨む彼女たち。その結果とは?
NNNドキュメント「野球がしたい ~女子高校球児の青春~」 Huluで2021年12月15日配信開始
※詳しくは動画をご覧ください。(2021年12月13日放送「news every.」より)