「複合災害」への備え強化へ 対策検討会を設置 国交省
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「大地震」と「大雨」など災害が相次いで発生する「複合災害」への備えを強化するため、国土交通省は、対策検討会を設置しました。
去年、石川県の能登地方では、大地震と大雨による災害が相次ぎ、甚大な被害となりました。
温暖化などの影響で大雨の頻度が高まる一方で、南海トラフ地震など巨大地震への懸念が高まる中、国交省は、先におきた自然災害の影響が残った状態で次の災害が発生し、被害を拡大する「複合災害」が今後、頻発すると想定していて、備えを強化するため、有識者による対策検討会を14日、設置しました。
検討会には、水害・土砂災害を中心とした有識者が参加し、複合災害が起きることを前提に、先発の災害が起きたときの土砂災害の対策やインフラの復旧などについて議論を進め、今年度中には一定のとりまとめを行う方針です。