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株価つり上げ目的で“虚偽のIR情報公表” コンサル会社社長は起訴内容を否認

2024年9月11日 16:33
株価つり上げ目的で“虚偽のIR情報公表” コンサル会社社長は起訴内容を否認

東証スタンダードに上場していた衣料品卸売会社の株価をつり上げる目的で虚偽のIR情報を公表した罪などに問われているコンサルティング会社社長の男の初公判が11日、開かれ、男は起訴内容を否認しました。

コンサルティング会社社長の石山恵介被告は、筆頭株主だった衣料品卸売会社「プロルート丸光」の株価をつり上げる目的で、Mr.Childrenなどが所属する芸能プロダクションの代表・谷口和弘被告らと共謀し、虚偽のIR情報を公表した罪などに問われています。

石山被告は11日の初公判で、起訴内容を否認しました。

検察側は冒頭陳述で、石山被告が事業実態のない会社に価値があるとみせかけるために、谷口被告が代表をしている芸能プロダクションとウソの業務委託契約書を作成したなどと指摘しました。

一方、東京地裁は11日午前、谷口被告に懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。