昨年度の東京都議会の政務活動費の収支状況が公開され、辞職した木下富美子元都議が、支給された政務活動費を全額、返還していたことがわかりました。

無免許運転で人身事故を起こし、昨年11月に都議会議員を辞職した木下元都議は、議会を長期欠席していた間の政務活動費については請求せず、議員報酬については、全額寄付すると表明していました。

31日に公開された都の政務活動費の収支報告書によりますと、都民ファーストの会を除名された後、木下元都議が立ち上げた1人会派に支給された4か月分の政務活動費200万円が全額、都に返還されていたということです。

なお、議員報酬について、木下元都議は自身のホームページで、NPO法人などに全額寄付したとしています。