“無免許”元都議・木下被告「選挙のプレッシャーでまともな判断ができなかった」初公判
無免許運転を繰り返したとして在宅起訴された、元東京都議会議員の木下富美子被告の初公判が東京地裁で開かれました。木下被告は起訴内容を認め、「選挙のプレッシャーでまともな判断ができなかった」と述べました。
木下被告は10時から始まった初公判でときおり声をつまらせながら、弁護士などの質問に答えています。
元都議の木下富美子被告は去年、無免許を繰り返したとして、道路交通法違反の罪に問われています。
25日の初公判で、木下被告は緑色のスカートに黒のジャケット姿で法廷に立ち、起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、「街頭演説に向かう際、無免許運転を繰り返していた」と指摘しました。
その後の被告人質問で、木下被告は「ポスターの張り替え作業などのため免停中にもかかわらず運転してしまった」「選挙で心身プレッシャーがあったなか、まともな判断ができなかった」などと述べ謝罪しました。
また、批判がある中、議員を続けた理由については、「結果を出せれば批判している人にも納得してもらえると思った」と述べました。
初公判は25日午前11時30分現在、続いています。