県内で自殺 去年は30人減の194人
県内で去年自殺した人は194人で、おととしと比べて30人減ったことがわかりました。県は自殺する人を2027年までに140人以下に減らす目標を掲げていて、より一層支援を強化していくことにしています。
県警察本部のまとめによりますと去年(2023年)県内で自殺した人は男性が117人、女性が77人で合わせて194人でした。200人を下回るのは2年ぶりです。去年はおととしと比べて女性が11人増えたものの男性が41人減って、全体では30人減少しています。統計が始まった1979年に年間308人だった県内で自殺した人は2003年のピーク時に559人まで増えたものの、その後は減少傾向になり、2021年にこれまでで最も少ない186人になりました。その翌年=おととしは224人に増えていましたが去年再び減少に転じています。
県は自殺する人を2027年までに140人以下に減らす目標を掲げていて、市町村や民間団体と協力して未成年者や女性に対する支援も強化していく方針です。