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秋田県公立高校入試1次募集の志願倍率が確定 学校別では秋田南・秋田北・秋田が高倍率に

2025年2月13日 17:59
秋田県公立高校入試1次募集の志願倍率が確定 学校別では秋田南・秋田北・秋田が高倍率に

公立高校入試の1次募集の志願倍率が確定しました。特色選抜と一般選抜を合わせた全日制の平均志願倍率は中間時点と変わらず0.86倍です。

学校別の志願倍率は秋田南、秋田北、秋田の順に高くなっています。

公立高校入試1次募集の志願先変更の受け付けは13日正午に締め切られました。

一般選抜と特色選抜を合わせた全日制全体の募集定員が6495人だったのに対して、総志願者数は5587人で、最終志願倍率は中間と変わらず0.86倍でした。

全日制の学校別で最も倍率が高かったのは秋田南で1.39倍、次いで秋田北が1.23倍、秋田が1.20倍でした。

学科別の倍率でも秋田南・普通の1.39倍、秋田北・普通の1.23倍の順で高くなっていて、次いで秋田工業・機械が1.21倍となっています。

特色選抜に限ってみますと、全体で1680人の募集定員に対し志願者数は1000人で、志願倍率は0.6倍でした。

ここからは各学校の学科ごとの倍率をみていきます。

まずは県北地区です。

■鹿角・鳳鳴・桂桜
志願倍率が1倍を超えている学科は黄色で示していて、矢印は中間志願倍率との比較です。大館桂桜の機械、土木・建築が全体で1倍を超えています。

■国際情報・北陽・能代
こちらの3つの高校で1倍を超えたのは大館国際情報学院の普通科だけです。能代は全体で0.74倍でした。

■松陽・科学技術
こちらの2つの高校はいずれも定員割れです。県北地区は、特色選抜が1倍を超えた高校はありませんでした。

続いて募集人数と志願者数が最も多い中央地区です。

■五城目・海洋・男鹿工業
五城目は全体で0.19倍。統合が検討されている2校男鹿海洋と男鹿工業で最も高倍率となったのは男鹿工業の機械で0.71倍でした。

■秋田西・金足農業
秋田西は全体の志願倍率が1.11倍。金足農業は3つの学科で1倍を上回り、中でも環境土木が最も高くなっています。

■秋田・北・南・中央・新屋
こちらの5つの高校はいずれも1倍を超えています。お伝えしました通り秋田南は全体の志願倍率が県内で最も高い1.39倍でした。秋田北は中間からわずかに上がって1.23倍、秋田は1.20倍に下がっています。

■秋田工業・秋田商業
秋田工業は5つの学科すべてで全体の志願倍率が1倍を超えました。学科別では機械が最も高く1.21倍です。秋田商業は定員割れでした。

■御所野・本荘・由利・由利工
御所野学院は全体で1倍を超えています。本荘は全体で0.96倍、由利は0.84倍でした。由利工業は4つの学科のうち機械が最も高く1.17倍です。

■矢島・西目・仁賀保
矢島、西目、仁賀保はいずれも定員割れしています。

最後に県南地区です。

■西仙北・大曲農業・大農太田
西仙北は定員を大きく割り込んでいます。 大曲農業の食品科学は全体の志願倍率が県南地区で最も高い1.14倍です。募集停止が検討されている太田分校は全体の志願倍率が県内で最も低い0.09倍でした。

■大曲・大曲工業
大曲は普通、商業ともに全体で定員を上回っています。特色選抜で最も高い倍率になったのは大曲工業の電気で1.36倍でした。全体でも3つの学科すべてで1倍を超えています。

■角館・六郷
角館、六郷はいずれも定員割れです。

■横手・城南・横手清陵
横手は全体でちょうど1倍で横手城南は0.97倍でした。横手清陵はいずれの学科も定員割れです。

■平成・雄物川・増田
平成、雄物川、増田はいずれも1倍を下回りました。

■湯沢・翔北・雄勝・羽後
湯沢は全体で0.95倍。湯沢翔北は総合ビジネスが1.11倍でした。羽後は全体で0.46倍です

1次募集の学力検査は来月5日に行われ、13日に合格者が発表されます。

最終更新日:2025年2月13日 18:35
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