秋田大新学長が会見 「夢の実現サポートしたい」
4月、秋田大学の新たな学長に就任した南谷佳弘氏が記者会見を開き、「学生や研究者などの夢の実現をサポートしたい」と抱負を述べました。
来年度、新たに設置する情報データ科学部については大学の中心的な役割を担う学部にしていきたいと述べています。
南谷佳弘新学長は東京都出身の62歳。秋田大学医学部を卒業後、呼吸器外科を専門とする医師として、秋田大学医学部の教授や附属病院の院長を歴任しました。
記者会見で南谷学長は、学生や研究者などの夢の実現をサポートすることが 最も大事だとしたうえで、「その夢の塊を実現することが大学の力になる」と述べました。
来年4月に設置予定の情報データ科学部では、ほかの学部で得られた情報を解析しさらにデジタル技術を活用して新たな価値を生み出す教育や研究を行っていく考えです。
県内企業と連携を深めることで秋田に残る学生や研究者を増やし、人口減少対策にもつなげたいと述べた南谷学長の任期は4年後の2028年3月までです。