今年も思い思いの個性的な装いで 秋田公立美大で卒業式
秋田公立美術大学の卒業式が18日、行われました。恒例となっている思い思いの姿で卒業生たちは旅立ちの日を迎えました。
ミルハスで行われた秋田公立美術大学の卒業式。それぞれ個性的な装いに身を包みます。服装に決まりはなく、学生生活最後の日も自分らしさを表現しました。今年は学部生と大学院生あわせて114人が門出の日を迎えました。学部生は学生生活が新型コロナウイルスの感染拡大と重なり、入学式が中止となったり、オンライン授業が行われたりと制限が多い4年間を過ごしてきました。卒業生を代表して増田美優さんは「苦難を共にし、当たり前のことを大切に思う雰囲気の中で、切磋琢磨しあえる友達と大学生活を過ごせたことは私にとって何にも代えられない大切な経験となりました」と述べました。
北郷悟学長は「ここからがそれぞれのスタートです。1つ1つの積み上げで歴史は作られます」と激励しました。学生生活の思い出を胸に、それぞれが新たな道へと歩み始めます。