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インフル前週から患者数は減少も 年末年始は往来増え・・・

2023年12月28日 19:16
インフル前週から患者数は減少も 年末年始は往来増え・・・

県内のインフルエンザ患者数は最新の調査で、全体では前週から1割ほど減ったものの、大幅に増えた地域があります。年末年始は人の往来が多くなることが見込まれるため、県は「引き続き感染予防対策を心がけてほしい」と呼びかけています。

県のまとめによりますと、今月24日までの1週間のインフルエンザ患者数は調査した52の医療機関であわせて987人でした。今シーズン最も多くなった前週と比べると11%減っています。

ただ保健所別にみると大幅に増えている地域があります。北秋田は1医療機関あたりの患者数が30・33人と前週の2・6倍に増え、再びインフルエンザ警報が発表されました。このほか3つの保健所管内に継続して警報が出されています。警報も注意報も出されていないのは大館のみです。

新型コロナウイルスの感染者は調査した52の医療機関で合わせて195人で、前週から24人増えました。秋田市、大館、能代、秋田中央の保健所管内で増加しています。

県は「新型コロナは人の往来が多くなった8月のお盆明けに感染者が増えた。冬休みや休暇で年末年始も人の往来が増えるため、引き続き手洗いなどの基本的な感染予防対策を心がけて欲しい」と呼びかけています。

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