列車内の清掃技術を競う大会が秋田市で開かれました。出場したJRの社員は乗客が快適に列車を利用できるよう磨き上げた技術を遺憾なく発揮していました。

清掃競技会は秋田市楢山にあるJRの車両基地で行われました。舞台となるのは、在来線の車両内です。

車内にはいたるところに忘れ物や汚れが。その数、約25か所。乗客が利用したあとによく見かけるものばかりです。

日々磨き上げた技術を披露しようとJR秋田支社管内の6つの営業所から10人が出場しました。2人1組のチームで声を掛け合いながらてきぱきと作業を進めていきます。制限時間は20分。

仕上がりはもちろん安全に配慮できているかや効率の良さなども審査の対象です。

実際の業務では1人で40分ほどかけて1つの車両を清掃しているということです。従業員の細やかな気配りが安心・安全な列車の利用につながっています。

参加者
「練習で培ってきたことを全部出し切れたので悔いはないです！」

参加者
「お客様が…快適で気持ちよく過ごせるように今後も業務に精進してまいります！」

優勝したチームは11月に千葉で行われるJR東日本グループの大会に出場し、さらなる技術の向上を目指します。