重さ約300キロの白バイをいかに自在に操って運転できるか…12人の精鋭が技術を競う
交通違反の取り締まりなどを行う県警の白バイ隊員の運転技術を競う大会が秋田市で開かれました。出場者は様々な道路状況を想定したコースを走り、日々の訓練の成果を披露しました。
秋田市の旧空港跡地に集まった県警交通機動隊の白バイ隊員たち。全員20代の若手隊員です。
運転技術の向上や運転中の事故防止を目的に毎年開かれているこの大会。今年は12人が出場しました。
県警交通機動隊 佐藤汐莉さん
「県民の信頼と期待に応える力強い白バイ隊員として運転技術のさらなる向上を目指し、日々の訓練の成果を発揮し正々堂々と競技することを誓います」
交通違反の取り締まりのプロフェッショナルとして日々活動する隊員たち。大会では様々な道路状況を想定したコースを走りました。
狭い曲線のコースを走行するスラロームでは、コースをはみ出すことなく、いかに速くゴールできるかを競いました。
幅30センチの一本橋を渡り、くの字に置かれたパイロンの間を走行する競技では。狭い道で重さ約300キロの白バイを操るバランス感覚や内輪差を意識した走行技術が審査されました。
隊員たちは今後も運転技術を高めながら交通違反の取り締まりにあたり、事故の抑制に努めます。