秋田市の自動車整備工場に"居座り"クマ捕獲 搬出に向けた作業進む
秋田市仁井田の自動車整備工場に居座っていたクマが捕獲されました。
27日正午現在、搬出に向けた作業が行われています。
現場は、秋田市仁井田蕗見町の国道13号沿いにある自動車整備工場です。
秋田市などによりますと、26日朝、従業員が、工場の中に入り込んでいくクマを防犯カメラで確認。
そのまま工場の中に居座っていました。
このため、秋田市は、自動車整備工場の中に捕獲用のおりと遠隔で確認できるカメラを設置。
26日夜、そのカメラに反応があり、クマが入る様子が映っていたということです。
午前8時半には、秋田市の職員が、目視でもクマが捕獲用のおりに入っているのを確認しました。
熊谷奈都子 記者
「いま左側のシャッターが開けられました。盾を持った警察が中に入って行きました」
現場では、関係機関が集まって、クマの搬出に向けた作業を行っています。
冬の秋田市の中心市街地に出没した体長約1メートルのクマ。
1日以上経ってようやく事態が収束へと向かっています。