12日朝、大館市で住宅1棟が全焼する火事があり焼け跡から1人の遺体が見つかりました。この家に住む77歳の男性と連絡が取れなくなっていて、警察で身元の確認を進めるとともに消防と出火原因を調べています。

火事があったのは大館市池内の貝森義男さん77歳の住宅です。警察と消防によりますと12日午前7時50分ごろ、貝森さんの50代の長女が、家の中に煙が充満しているのに気付き消防に通報しました。

土屋弘樹 記者
「通報から2時間近く経った今も現場からは煙が勢いよく上がっています」

近くの住人
「2階から見た限りすごい煙、最初ね、そのあとに明るい火が出てずいぶん燃えてました、あっという間だった」

火は、およそ3時間後にほぼ消し止められましたが火元の木造一部2階建ての住宅1棟が全焼したほか、隣り合う住宅の一部を焼きました。

この火事で焼け跡から1人の遺体が見つかったほか、貝森さんの長女がのどにやけどをして病院に運ばれました。

貝森さんは長女と二人暮らしで火事のあと連絡が取れなくなっています。

警察で遺体の身元の確認を進めるとともに消防と出火原因を調べています。

現場はJR東大館駅から南東に2キロほどの住宅地の一角です。