「生薬の里」でホオノキ植樹
「生薬の里」を目指した取り組みが進められている美郷町で、薬の原料となるホオノキが植樹されました。
美郷町では漢方薬などの原料となる薬用植物の栽培に取り組む「生薬の里」づくりが進められています。7日は地元の高校生や東京生薬協会の会員などおよそ70人が集まり、かつてスキー場だった町有林にホオノキの苗100本を植えました。ホオノキの樹皮は薬の原料となります。
東京生薬協会・藤井隆太 会長「薬用植物の原料をですね、いまはほとんど海外に頼っているわけですけども、やっぱりいろんなリスクがありますから国内で目に見える範囲で安全につくっていただくということも大事なんですね」
2014年の取り組み開始からこれまで植えたホオノキはおよそ900本。町では今後も植樹活動を継続しながら生薬の産地化を目指していくことにしています。