高校生がサポート 横手市の増田小学校の児童がサキホコレの種まきを体験
横手市で小学生が県のブランド米、サキホコレの種まきを体験しました。
この先約半年をかけて、地元の高校生たちと一緒に田植えや稲刈りをして、
コメ作りを学んでいきます。
増田小学校の5年生は毎年、
種まきから稲刈りまで農作業を体験し、コメ作りを学んでいます。
増田高校 小野博美校長
「皆さんがまいた種もみから秋には何粒のお米がとれるでしょうか。
そしておいしいごはんを作るためにはどうしたらいいんでしょうか。」
増田高校の3年生や地元の人たちと一緒に、
コメ作りの始めの工程、種まきを行いました。
「ポップコーンみたいでおいしそう」
「食べるなよ」
「食べないよ、食べるバカがどこにいるか」
「サキホコレ、サキホコレになると信じて」
児童たちが育てるのは県のブランド米、サキホコレです。
種もみが重ならないよう一粒一粒、丁寧にまいていきます。
児童
「ちょっと疲れてきて大変です」
「ちゃんとぴったりこう置くところが」
高校生
「みんな上手いんで もみ殻をつけないで均等に置いてくれてるんで。
だから教えることがないです。」
種をまいたサキホコレは、3日から4日ほどで芽が出るということです。
参加した児童
「難しかったけれど、終わったときにとても達成感があって楽しかったです」
「ピンセットでつかんだり、手でつかんでポットに入れたりするのが難しかったです
自分の手でやったから美味しいお米になってほしいです」
「とても楽しかったし、愛情を込めてもみを入れたので、おいしく食べられるといいです」
高校生
「自分たちがサポートして、みんなに最高のお米を食べさせていきたいなと思います。
農業の人口が低下しているのもあるので、こういう小学生たちをサポートして、
農業に親しんで将来は農業をやってほしいなと考えています」
児童たちは、これから約半年をかけて一粒の種がごはんになるまでの流れを学んでいきます。
まずは来月下旬、自分たちの手で田植えを行うということです。