食味ランキング発表 サキホコレは最高ランクの特A
コメのおいしさ、食味のランキングが発表されました。去年、生産された県産米のうち県南のあきたこまちと、今回から正式に調査対象となったサキホコレが最高ランクの特Aを獲得しました。
コメの食味ランキングは農産物の検定をする機関、日本穀物検定協会が見た目、味、香りなど6項目を審査するものです。特Aを最高として5段階評価でランク付けします。
去年、生産された全国の144品種が審査対象で秋田県は県北、中央、県南の3地区のあきたこまちと、中央地区のひとめぼれ、それにサキホコレの5つの銘柄が審査されました。
このうち、特Aを獲得したのは県南のあきたこまちとサキホコレの2つの銘柄でした。県北のあきたこまちは特Aに次ぐAを維持しましたが、中央地区のあきたこまちはA´に、ひとめぼれはAにそれぞれ評価を落としています。
今回から正式に審査の対象になったサキホコレは、参考品種だった過去2年に続いて特Aに輝きました。
佐竹知事は「厳しい気象条件のなかで最高評価を獲得したことは生産者の励みになる」とコメントしました。県は獲得した評価をPRにつなげ、国の内外での販路拡大につなげていきたい考えです。