青森 八甲田で初冠雪、岩木山でも降雪と積雪
この秋いちばんの冷え込みとなった青森県内は八甲田で初冠雪が観測され、岩木山でも降雪と積雪が確認されました。
冬型の気圧配置になった県内は上空1500メートルにマイナス3℃の寒気が入り込み、この秋いちばんの冷え込みとなりました。
弘前市の岩木山では20日、標高1247メートルの8合目付近で今シーズンはじめて降雪と4センチほどの積雪が確認されました。
岩木スカイラインによりますと、岩木山の初雪は去年より13日遅いということです。山頂では風速計が凍結するなど気温は氷点下となっていて、思わぬ雪景色に登山者が驚いていました。
登山者の学生「めちゃめちゃびっくりしました。雪が降っていなかったので最初。途中から降ってきて行けるだろうと登ってきたのですけれど、ダメですこれは。下山します」「こんなんだと思っていなくて、閉鎖されているのも8合目まで来て知ったので。帰りは温泉に入って帰りたいです」
一方で青森地方気象台は八甲田の初冠雪を観測したと発表しました。いつもの年より1日遅く、去年より1日早い観測で、山の装いは一気に冬に移り変わります。